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2006年2月17日(金) 長野県(小諸市・東御市・上田市)日帰りの旅

 休日が晴天だと、部屋でのんびりしていられなくて、ついつい日帰り旅にでかけたくなります。でもなぜか、この日は行き先がなかなか決まらずに、やっと決まったころには11時になってしまった。
今回の目的地は小諸にある「布引観音」。平日でガラ空きの高速道路を鼻歌交じりでドライブです。
上信越自動車道の横川サービスエリアでちょうどお昼時だったので「釜飯でも食べようかな」なんて思ったのだが、それほどお腹が空いていなかったのでじゃがりこを買って、お昼ご飯にした。
あっという間に小諸に着き、高速を降りて間もなく布引観音に到着した。さぞかし豪勢なお寺だろうと、勝手に想像していたので、まわりの静けさに驚いた。しかも案内板もあまりなく、駐車場らしきところから岩山に続く階段があるだけ。「階段を登って行けば良いのだろうか?」とウロウロしていると、主婦らしき女性が声をかけてくれた。

地元にお住まいというその女性はとても親切な方で、お寺まで案内しながら同行してくださった。多趣味な方らしく、カメラを首から提げていて、靴はトレッキングシューズだった。聞いてみれば、明日は山梨の山に登山に行くらしい。今日は足慣らしを兼ねて、写真を撮りに来たとのこと。ここの四季折々の美しさを語ってくださった。
 歩道はまあまあ整備されており、スニーカーでも十分に歩ける道だった。瀧や川が凍っていてそれが岩肌とあいまって、冬らしさをかもし出していた。15分くらい彼女と話しながら登ると、お寺に到着。彼女が話してくれた通りの美しい眺めが見られた。

観音さま入口

凍る瀧

観音さま&観音堂&浅間山

写真ではわかりにくい?(わからない?)と思うが、○○講?とかがおさめた小さな観音さまがたっており、その先に、岩肌に建てられた観音堂、さらに向こうには晴れ渡った空に白い浅間山がそびえていた。

彼女曰く「こんなに条件の良い日は、そうそうないんですよ。曇ってて浅間山が綺麗にみえなかったりして」とのこと。「う〜ん、私の日頃の行いがきっとよかったんだな」なんて思いながらその絶景をケータイのカメラにおさめました。
 その後、彼女はもう少し山をまわるというので、私は彼女にお礼をいって下山した。
こういう風に親切な人との出会いがあると、それだけでこの土地自体が良いところに思える(もちろん小諸は良いところだけど)。そういえば以前、新潟でも親切にされて、それ以来、新潟県民は全員親切と思い込んでいることを思い出した。

続いていったのは東御市にある「海野宿」。冬だからか駐車場は1台しか停まっておらず、通りに人の気配がしない。宿場町に行ってもやはり同じであった。ほとんどの店が閉まっていて、歩く人もいるかいないか?寒い上に淋しかったので、白鳥神社にお参りをして、そうそうに切り上げてしまった。以前、夏に来た時は、もう少し賑わっていたような気がするのだが・・・

人気のない海野宿

神橋と社殿

欅の木

最後の観光地は上田市にある「生島足島神社」。神社のそこかしこに「日本中央」と書かれていた。たしか群馬県の渋川市も真ん中だといって「ヘソ祭り」とかいうのがあったとか?真ん中ってたくさんあるんだな、なんて思いながら参拝。ご神木のケヤキも立派だった。古木をみると、なんだか意思を感じる気がする。まあ木だけに、きのせいだろうけど。なんちゃって。

 そんなこんなで、こんかいの日帰り旅は終了。冬晴れの気持ちの良い日に素敵な旅ができた。長野県って良いところだなってのが今回の感想かな。

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