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2006年2月21日(火) 栃木県( 真岡市・益子町)茨城県(笠間町) 日帰りの旅

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 今月は、なぜかでかけたくなる日がおおくて・・・。更新が頻繁に出来て良いのだけれど、他にあるやるべきことをやっていないようで少し怖い。
2月21日は晴天ではなかったけれど、雨は降っていなかった。うす曇りの空。もうすぐ春が来る証拠なのだろう。今回の目的地は、かねてより興味があった「日本一大きな恵比寿さま」に会いに行くこと。というわけで、栃木県の真岡市を目指して出発進行!

 平日の道路は空いているので、なんら問題なく恵比寿さまがいらっしゃる「大前神社」に到着。大きな駐車場が完備されている神社だった。駐車場には観光バスが5台も停まっていて、観光地であることを知らされた。やっぱり有名なんだなあ。境内に入るとすぐに分った。屋根の上に立っている大きな恵比寿さま。確かに大きかった。その下には「鯉」を祭った池が。なんでも「恋」にご利益があるらしい。本殿も立派な彫刻が施されていて、団体の観光客がバスガイドに説明を受けていた。関係ないけれど、ご朱印をくださった神官さんはちょっと愛想がなかったかなあ、なんて印象を受けた。さほど忙しそうでもなかったんだけど、ああいう感じのひとなのかなあ。ブツブツ・・・

大きな恵比寿さま

しゃもじが飾られた拝殿

益子の街

 神社に参拝したあとは、ちょっと足をのばして益子に行ってみることにした。駐車場に車を停めて、街を散策。焼き物で有名なこの街を歩くのは、一体何年ぶりだろうか?考えたけれど記憶がよみがえらなかったので、気を取り直して焼き物の店に入ってみた。
 素朴な感じの焼き物が所狭しと並んでいる。主な品物は食器が多かったような気がした。コーヒーカップなどを集めていた頃に、確か益子焼のものも購入したはず。

もうすぐひな祭りということもあり、店内の一角には益子焼の雛人形が展示販売されていた。作家モノなのか、作者の名前が書かれた値札がついていた。結構いい値段だなあ。
 手ごろなものはないかな?と店内をウロウロしていると、ハゼ?らしき魚?の箸置きがバラ売りされていた。赤茶色の焼き物で、味がある。箸置きを使う習慣はないのだが、飾りにいいだろうと思って購入した。
今日の旅の土産。

かわいい親子狛狐

参道には仲見世が

 折角ここまで来たのだから、以前から一度行って見たかった「笠間稲荷」にも行こうと思いつき(普段から行き当たりばったりだと、よくしかられる)、茨城県に足をのばしました。といっても、益子から車で50分くらいだったかな?よく覚えていないけれど、さほど遠くはない距離なのだ。
 笠間稲荷の周辺は商店があり、参道には仲見世なんかもあって、なかなか情緒ゆたかな感じが良かった。参道の狛狐は新旧さまざまなのが鎮座していてこれまた良い雰囲気であった。お稲荷さまのほかに大黒さまも祭られていた。日本三大稲荷ということもあり、やはり団体客が訪れていた。今日の旅は、なぜか行く先々で団体さんと一緒になるのだ。実は、先ほど行った益子でも団体さんと一緒になったのだ・・・。

石猫モニュメント

笠間工芸の丘

 どうせ笠間まで来たのだから、笠間焼きも見て行きたい!ということで、本日最後に訪れたのがここ「笠間工芸の丘」。
かなり広大な土地(ほとんどが傾斜地のよう)に、美術館やショップ、喫茶コーナー、陶芸体験棟、ガラス工芸体験棟?などが建っていた。時間にあまり余裕がなかったので陶芸体験はしなかった。残念・無念。しかしショップでたっぷりと笠間焼きの鑑賞ができた。やはり一角に雛人形コーナーがあり、個人的には5段飾り(雛壇から人形まですべて焼き物でできている)が気に入り欲しかったのだが、予算がなく断念。断念・無念、なんちゃって。
 入場無料の作品展示もやっていて、人間国宝なんちゃらかんちゃらさん(名前は覚えていない)の展示をしていた。

練り上げ?(全然違う名前カモ)とかっていう方法の作品ばかりが展示されていた。その作品を見ていて、祖父の友人の陶芸家の作品も、同じような特徴を持つ作品だったのを思い出した。いまでも自宅で使っている湯飲みはその方の作品なんだけれど、なんでもバイヤーを通じて店舗で販売すると恐ろしいほどの高値で店に並ぶものだから、ばかばかしくて店で販売するのをやめたと言っていたそうだ。きっと本人の所には、あまり入らなかったのだろう・・・。
 ノースキャロライナのような模様は、馴染みやすく綺麗なものに感じた。人間国宝の作品かあ、すごいなあ、くらいしか分らないのだけれど。
 そんなこんなで今回の旅は終了。神社に焼き物、どっぷり癒しの1日でした。

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